歯磨きのタイミングは?
理想をいえば、食事でもおやつでも、食べた後はすぐに磨くことです。口の中に食べ物が入ってくると、細菌はそれを餌にして歯を溶かす酸を排泄するからです。人間と違って細菌は排泄までの時間が短いので、食後30分以内に歯磨きをするのが理想的です。
でも、そんなこと現実的じゃない!と思う方がほとんどでしょう。
それでも、最低1日1回、夜寝る前には仕上げ磨きを含めた歯磨きをしましょう。なぜなら、夜寝ている間が、一番口の中の菌が繁殖しやすいからです。この時間帯に最近の餌を口の中に溜め込んでおくのは厳禁です。
たいていの方は、朝と夜の2回、子どもの歯磨きをしていると思います。昼ごはんやおやつの後は、なかなか歯磨きをする余裕がないのが現実です。歯磨きができない場合は、必ず食後に水を飲ませて、食べかすを口の中に残さないようにしましょう。
歯磨きの方法は?
さて、実際の歯磨きでは、どのようにすれば虫歯を予防できるのでしょうか。
まずは、子ども自身に歯ブラシを持たせて、「歯磨きらしいこと」をさせます。これは、歯をきれいにするよりも、歯磨きの習慣をつけることが目的です。
それでも、歯ブラシを持つこと自体、嫌がる子もいるでしょう。実は、私の長男がそうでした。そこで、私と主人は、いつでも子どもの前で歯磨きをすることにしました。ふたり一緒に、楽しそうに歯磨きをしていると、自然と子どもも歯ブラシを持つようになりました。
さて、子ども自身の歯磨きが終わったら、仕上げ磨きです。仕上げと言いつつ、これが本番、歯磨きのメインです。
1・仕上げ磨きの姿勢
子どもの歯が見えやすい姿勢ですることが第一の条件です。自分は床に座り、子どもをひざに寝かせて仕上げ磨きをします。耳掻きをするように横向きに寝かせる方法と、口を上下逆さまに覗き込む形になるように正面に寝かせる方法があります。
2・ブラッシングのポイント
・歯ブラシは鉛筆と同じように持ちます。
・磨いている歯がしっかり見えるように、唇をそっと押し上げます。
・奥歯は感覚が鈍いので、奥歯から磨いていくのが子どもにとっては受け入れやすい順序です。
・歯磨き粉は、歯ブラシの毛先に少し乗せる程度です。
・2分ほどかけてじっくり磨きます。
・口臭予防のためには、舌も奥から手前と、縦に何度か磨きます。
・磨いた後は、うがいをします。しかし、どうしてもしたがらなければしなくても大丈夫。歯からはがれた細菌は、唾液と一緒に飲み込まれてしまいます。
~前歯を磨く時のポイント~
歯の正面からまっすぐには歯ブラシを当て、左右に細かく動かします。
~奥歯を磨く時のポイント~
歯の角に対して、45度の角度で歯ブラシを当てると、全体的にきれいに磨けます。
~犬歯を磨く時のポイント~
歯に直角に歯ブラシを当てて、縦に磨きます。
裏側はカーブしているので丁寧に!
仕上げ磨きは、嫌がる子も多いですから、なんとか楽しいのではないか?と思わせるごまかしが必要な場合もあります。
私の場合は、仕上げ磨き中ずっと歌を歌っている時期がありました。「今日は何の歌にする?」といって子どもに歌を選ばせました。特に私自作の歌(とは呼べないつぶやき)がお気に入りでした。
その歌が終わったきっかけが私の虫歯。ひどい虫歯を抜き、それを持ち帰って子どもに見せたら、それから素直になりました。「こうなるのは御免だ」と、子どもながらに思ったのでしょう。
きっかけはそれぞれなので、何でも試してみるしかないですね。
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